エネルギーの自給自足に必要な太陽光パネルの量

自宅の電気の自給率は、オムロンのモニタによると、ほぼ100%です。
※太陽光パネルで作った分をすべて自宅で使うわけではなく、余ったときには売り、足りないときに買った収支としての自給率です。

11月の自給率

11月の発電量の少ない時期で上記の感じです。
年間で見てみると・・・

2021年の自給率

2021年の実績では170%です。
パネル5.94kw、5人家族でキッチンは都市ガス、給湯は灯油です。
オール電化にしても100%の自給率かなという感じですが、オフグリッドは難しそうです。

とはいえ、家でしか電気を使わないわけじゃないので、簡単に拾える日本全体の数字で考えてみます。

日本で電気の自給自足

日本の電気の年間使用量は9,135億kWh。
人口1.258億で割ると7,261kWh

【第214-1-1】部門別電力最終消費の推移

太陽光パネルに換算すると7.2kW。(パネル1kWで1,000kWh発電すると仮定)
5人家族だとパネル36kW。
自宅の屋根だけで無く全部の壁につけても難しそうです。
行動範囲の職場や学校、駐車場などすべてに設置していけば足りそうです。

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家の消費量だけを自給自足するとして考えると、
家庭用が29%のため、家庭で電気の自給自足に必要な発電量は、
7,261kWh x 0.29 = 2,105kWh
つまり、一人あたり平均で2,105kWhなので、パネルに換算すると2.1kW

我が家の場合は5人で6,000kWhで足りそうです。
つまり、一人あたり1,200kWhですので、平均と比べるとかなり少ないです。

電気以外を含めたエネルギーの自給自足

電気以外のガソリンやガスなどを使っている分を考えると12,082÷3,043=4倍。
全部を電化できるとして、7,261kWhx4=29,044kWh
一人あたりのパネル量を考えると29,044kWh÷1,000=29kW
地方(気温)や行動範囲(通勤・旅行)や食生活などのライフスタイルによって3分の1〜数倍。

【第211-1-3】日本のエネルギーバランス・フロー概要(2020年度)

どれだけエネルギーを作ると、今の自分の生活のエネルギーの自給自足と言えるのか?
地球規模とか自分の範囲とか色々あるので、考え方次第ですが、ざっくりと、上記の感じです。

表の出典:経済産業省「エネルギー白書2022」より

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