私たちの想い

安全や経済や地球温暖化の対策に「エネルギーの地消地産」が効果的です。
そのため、最終目標は、多くの家庭や企業で発電量が消費電力を上回る事です!

私たちが毎日の生活で使っているエネルギー。
冷蔵庫や照明などは電気で動き、食料品や衣服などモノの製造や運搬に多くのエネルギーが使われています。

エネルギーの使用量を減らすことはとても大切ですが、エネルギーを使わない生活に戻る事は難しいです。

一方で、日本のエネルギーは、約9割を輸入に頼っています。備蓄量の多い石油でも半年程度のため、戦争や海外の情勢の影響を大きく受けます。

また、大きな発電所が地方にある集中型の発電システムのため、地震や台風や事故で大停電が発生する可能性があります。実際、2018年9月6日に北海道でブラックアウトが発生しました。

日本初の“ブラックアウト”、その時一体何が起きたのか
北海道胆振東部地震の後に起きた“ブラックアウト”。その原因究明と、再発防止に向けた取り組みの現状をご紹介します。

停電が起きると、冷蔵庫、照明、給湯器、IH、エアコンなど様々な家電が使えなくなります。場合によっては、避難所で生活をする事になるかもしれません。

さらに、化石燃料の石炭・石油・ガス等は、使用すれば地球温暖化に繋がると言われています。

原発は、福島の事故で東北に大きな被害を出し続け、数十兆円がかかると言われていますし、最終処分方法も決まっていません。

(参考: 地球温暖化の現状原子力政策の状況について

そこで、「エネルギーの地産地消」が重要になります。

「エネルギーの地消地産」を実現することで、台風や地震や事故での停電時も自宅で電気が使えるため、避難する必要がなくなります。分散型になるため、都心部で独立して電気を使うこともでき、過疎地での電線のメンテナンス費用などが不要になります。

繰り返しになりますが、戦争や世界情勢による化石燃料の高騰などの影響から逃れることができ、CO2の排出量を減らし地球温暖化をSTOPさせ、危険な原発を停止させることができるようになります。

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現在、最も手軽にできる「エネルギーの地消地産」は、太陽光発電と蓄電池を建物に設置することです。

太陽光発電はエネルギーを1投入すると、太陽光で10〜30のエネルギーを取り出すことができるため世界中で設置が進んでいます。

蓄電池はまだ少し高いためまずは太陽光発電を設置し、値段が下がってきたら蓄電池を追加したり、電気自動車を検討しても良いと思います。

それため、国が推進している太陽光発電。しかし、そこには多くの影があります。

その影を取り除けるような取り組みをして、太陽光発電をもっと日の当たる場所「ひなた」にできればと思っています。

作ることを考えると、一般的な人が電気を作るための火力発電所、水力発電所、バイオマス発電所、原発を建築して運用することは、難しいです。つまり、どんなエネルギーを使うのかを選ぶことができないのです。(給湯、調理、暖房、車に使うエネルギーを灯油やガスやガソリンではなく、電気を選ぶ事ができるようになったため、電気の使用量が増えています。)

一方で、太陽光発電は、各家庭や各企業でエネルギーを作る設備を所有して、運用する事ができます。つまり、環境に優しいエネルギーを作る事ができるのです。

化石エネルギーを使用していることで、地球温暖化が進み、海面上昇が起きていると言われています。海面上昇が起きれば、低い陸地は海中に沈みます。平地は低いところに多いため、使いやすい土地が減ることにより、争いが起きるのではないかと思っています。歴史的にも、食料、土地、エネルギーが戦争の大きな理由ではないでしょうか。

現状、ほとんどの人が最も手軽にできる「エネルギーの地消地産」は太陽光発電であることに間違いありません。だから、太陽光発電をもっと良くしたいのです。

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太陽光発電のメリットを簡単に挙げると
・太陽の光がエネルギー源のため化石燃料と違って枯渇しない
・発電時に騒音や排気ガスなどの廃棄物がないため環境にやさしい
・電気を使う所で発電できるため、電線で運ぶロスが無い
・台風などの停電時に利用ができる
・設置後に20~30年使用でき、あまりメンテナンスの必要がない
などがあります。

しかし、完全にメンテナンスフリーというわけではありません。

メンテナンス頻度が少ないからこそ、1回のメンテナンスが重要になっています。

せっかく設置した環境にやさしい設備だから、ちゃんと動いていて欲しいのです。

大規模な産業用の太陽光発電所のメンテナンスは、最初に設置した業者が行っています。

しかし、住宅用は費用対効果があわないため、売り切りの商売をしています。
(それを問題視するため、最近になって国は設置者が所有するPPAの推進を始めました。)

メーカーは購入を促進するため、10年~25年の長期保証を行っていますが、モニターに発電量の管理をする機能がついているメーカーは一部です。
つまり、多くの場合、オーナーが故障に気が付くシステムとなっていないのです。

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そこで、セルフメンテナンスが重要になってきます。

1時間あたりの最大発電量や毎月の発電量を監視しておくだけでも、ある程度の故障の判断ができます。

でも、大手メーカーの計測器でも簡単に故障がわかるような実装がされていないです。

毎月ではなくても年に数回簡単なチェックをすることで、発電の機会損失を防ぎませんか?

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発電量がわかるようになると、消費量にも気を配るようになります。
省エネを進める事で消費量を減らせます。
発電量が消費量を上回るようになれば 「エネルギーの地消地産」 が実現できます。

地球温暖化が起きないという人もいますが、手遅れにならないように、後悔しないように取り組む必要があるのではないでしょうか。

今の技術では、まだ難しいかもしれませんが、みんなで取り組む事でより良い社会にしていきたいと思っています。

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