設置から2年4ヶ月で自宅の太陽光パネルが1枚故障し、セルフメンテナンスの重要性を身をもって確認することとなりました・・・。
自宅はカナディアンソーラーの330W単結晶(CS1K-330MS)、18枚=6直列x3ストリングです。
パワコンはオムロンの5.6kw(CSR-56G4F=KPR-A56-J4)、4MPPT(1つ空き)です。
晴天日だったため定期点検としてモニターで詳しく確認(やり方はこちら)してみたところ、2番のストリングだけ発電量が5%低かったのです。
異常を疑い、屋上に上がり、触ってみると偶然にも触った場所が発熱していました。
そこで、赤外線写真を撮ってみたところ、1枚のパネルに発熱してる箇所があることがわかりました。
その後、計算してみたところ、1枚のパネルの30%ぐらいが故障している計算でした。
メーカーに添付の資料を送付したところ、全部のパネルの電圧を測るように指示がありました。
確かに、他のパネルも故障していて、原因がそのパネルだけにあるとは限らないので、正しいのですが、、、
MC4コネクタを外して測るには、工具が必要ですし、インシュロックを切って戻すという事になり、かなり大変です。そこで、
①晴天日に屋上に上がりモニターでストリングの発電量の値を記録
モニタをスマホで見れるようにしておくと楽
②故障と思われるパネルの全面(追加で1/3も検討)をゴムシートか段ボールで遮光して、発電量を確認
①−②は異常なパネルの発電量=正常なパネル5枚の発電量
③同じストリングの正常と思われるパネルを遮光して発電量を確認
①−③が正常なパネルの発電量
④差し引きから不良パネルの発電量を計算
(①−②)÷5=③となれば、計算が正しい
②÷③が出力保証の値よりも低ければ保証の対象
としたいと思っています。
(実験後に追記:薄曇りの時に実施したため、②と③の日射量が安定せず、他の計算方法を用いました。)
カナディアンの保証は製品のみで、調査費、運搬費、再設置費は施主負担との事です。陸屋根のため、自分でできるのが救いですが、「交換コスト>発電メリット」となりそうです。
また、どうやらハズレの製品を引いたらしく、PERCを採用したパネルは故障しやすいとのことなので、特に定期的な確認が必要そうです。
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